来店不要の消費者金融の仕組み

誰にも知られずに借入OK!来店不要の消費者金融の仕組みとは?

1990年代後半から2000年前後にかけて、各消費者金融の店舗に、いわゆる「無人契約機」がもれなく設置されるようになりました。当時CMなどでも大量に宣伝されたこの機械を利用すれば「誰とも対面せずに融資を受けられる」ことから、特に初めての利用における消費者金融に対する利用者のプレッシャーを低減させ、消費者金融業界全体の隆盛に一役買ったといえるでしょう。

しかし「無人」とはいえ、実際にはインターホンなどを通じて消費者金融のスタッフとの対話が必要であったりしました。また、店舗に来店する必要があり、手間の面から考えれば従来の契約と大きく変わるものではありませんでした。

近年、消費者金融の広告などで、「来店不要」の文字を目にする機会が多くあります。大手業者をはじめとして、現在の消費者金融のほとんどは、店舗まで出向かなくても融資を受けられる仕組みが出来上がっています。「無人契約機」と同様に人と対面する必要もなければ、来店のように人目につくこともありません。

この「来店不要」の仕組みが普及してきた背景には、インターネット環境の充実が大きな要因として挙げられます。インターネットを利用した消費者金融との契約の流れは、まず各業者のサイトにアクセスすることから始まります。「申し込み」や「審査開始」などの項目がありますので、そこをクリックして、入力フォームに必要事項を入力していきます。

項目には勤務先や年収などを入力する欄があり、フォームの送信と同時に審査が開始されます。サイトや業者によって違いはありますが、概ね数分で完了することがほとんどです。審査によって融資可能と判断されれば、申し込みそのものの手順は終了です。

ここから、身分証明書などの提出を経てから融資開始となりますが、インターネット経由であれば書類の郵送などの手間もありません。必要な書類を携帯電話のカメラやスキャナーを使ってパソコンに取り入れ、送信するだけで完了します。こうした一連の手順は、パソコンではなく携帯電話でも可能です。インターネット経由で融資された現金は、店舗やコンビニなどのATMで受け取ることが可能です。

ただし通常は、そのためのカードそのものの発行を受けるため、一度は店舗に赴く必要があります。しかし対応している消費者金融であれば、ユーザーが希望する銀行口座に振り込んでもらうことも可能です。追加融資も返済も、インターネット上の操作で簡単に行うことができます。